人はなぜ飽きるのか?~佐々木正悟の心理ハック~より引用
人はなぜ飽きるのか? http://buff.ly/1YzlEvU 慣れも飽きも、記憶の副産物でしょう。私たちはどうやら「飽き」に達することで、「新しい刺激」を目指すように仕掛けられているように思えます。もっとおいしいものを食べたくなり、もっと刺激の強い関係を望み、もっと高性能のパソコンが欲しくなる。 そう考えてみると、どうでしょう。私たちは「もう飽きたこと」と「まだ手がつけられないこと」の狭間に置かれることになりそうです。易しい本を全部読んでしまったら、難しい本を読む、というわけです。でも、時間が足りなかったり、面倒くさかったり、お金がなかったりします。そこでとりうる態度は、ふたつに分かれるのです。 得ているもので満足しよう——幸せとは、満足することだ もっと上を目指そう——その先にこそ、幸せが待っているのだ もちろん、どちらの意見にも一理あるのです。狭間に置かれている人には、両者から勧誘の電話がかかってくることでしょうが。 飽きる分岐点を数値化して計算することができたら面白そうだなあ。